人生は上々だ。まあまあね。

不安定を愉しむ40代女子★年とるって悪くないよね。

★読書感想★ 「世界最強の商人」  オグ・マンディーノ

こんにちは、megですっ! わたしも、最近の出来事を記載っ。

先日、相方と小田原に一泊。NoPlanで出かけて、途中、ビジネスホテルを予約。そのホテルが繁華街の真ん中ということもあり、外のお店の音楽がうるさくどうやっても眠れず、、耐え切れず、夜中の12時、ホテル側と交渉して清掃料金のみで返金してもらい、行くあてもないが、チェックアウト。動じることもなく、最悪のケースだけを考えて、昼間目にしたスパをテクテクと目指す。難なく快適に朝まで過ごすことができた。やはり我慢はよくない。

また、合間合間に読んでみました、哲学書。

「世界最強の商人」  オグ・マンディーノ

この本は、哲学的な物語で、冒頭から読みやすく工夫されている。
哲学書でもあるが、情景描写が非常にうまくところどころ引き込まれていく。

今までの自分という殻を破り捨てて、「新しい自分を自分自身で作っていく」。
その強烈なまでの覚悟と決意を抱き、実際に行動へうつした著者の自伝ともいえる物語である。

金持ちになるために働くのではない、幸せになるために努力するのであり
挫折こそ前進する大きなチャンスでもある。そこから逃げ出し避けようとしない、孤独とも闘い続ける覚悟が必要。その覚悟は、
「もし、成功しようとする決意が十分に固ければ、失敗することはない」

また、経験は多くのことを教えてくれるが、経験はそのときの時代、流行によるものであり、それを得るために貴重な時間が費やされ、死を目前としてわかったところで何の役にもたたない。経験が尊ばれる年功序列の時代は、ものの移り変わりがゆるやかなときに価値が発揮されるのであって、今こそ、自身の柔軟な本質 原理原則が必要なのではないか。


わたしは、企業と呼べるほど大きくもないが、小さな会社を細々とやっている。社員を雇っている以上、売上や利益を高めていくのは当然のことだが、規模感も同時に大きくしていかなければいけないと、常々プレッシャーも持っている。と、同時に失敗したくない恐れからチャレンジを避けてきた。他人の成功を真似て学ぶことは外部・内部要因もあり難しいが、失敗を防ぐ方法は学べると思っている。ただ、わたしのダメなところは、失敗をしないことが目的となってしまっているところである。今思った。

「失敗とは、それが何であれ、その人生の目的の到達点に過ぎないのだ」と本書でも書いてある。本田宗一郎も、「失敗のない人生なんて面白くないね」と。


成功する人と失敗する人との違いは、習慣でもあると綴っている。
習慣として欲しい思考回路を記載しているのが本書である。

例えば、思わず呪ってしまうような人や出来事に遭遇したとき、どうやって笑顔を保つことができるだろう。そんなときには「これもまた過ぎ去ってゆく」と自分に警告する。心が締め付けられるような悩みの中にいるときも「これもまた過ぎ去ってゆく」と言い聞かせる。なぜならば、世間のすべては過ぎ去っていくからだ。世間を笑おう。わたしは幸せになる。わたしは成功する。

なぜならばわたしは、世界最強の商人になるからだ。